木下音感楽院には、年間を通していろいろな行事があります。
これらの行事を通して子どもたちは、責任感、目標に対するコミットメント、計画力、解決力などを学んでいます。
成果発表会
音感教育を継続して受講すると、その勉強成果を斉唱や独唱によって披露する発表会に出演できるようになります。また、音感能力、読譜力、リズム感などの能力が身についたと認められたお子さんから、ピアノの個人レッスンも開始されます。
ピアノは各家庭で練習する必要があり、個人差が生じやすい課題です。そこで、定期的に発表の場を与え、子どもたちに確実な能力を備えさせます
夏期合宿
子どもたちの音楽能力を高めるためには、日常生活においての自立が大切です。
親元を離れて多年齢の友達とマラソン、登山、キャンプファイアーなどの経験をすることで徐々に判断力、決断力を身につけることになります。
近年、子ども同士で学ぶ機会が減り、人と接することが苦手な子が増えてきました。
楽院には、発表会や合宿など、幼児から中学生までの幅広い年齢層の子どもたちが接する機会があり、ともに活動するなかで、競争したり、尊敬したり、互いを認め合う良質な人間関係を築いています。
親子遠足
木下音感楽院には、この教育の誕生とともに音感にたずさわってきた講師や、木下式を受けて母になり、中学受験・高校受験を経験した講師、自身も木下式を学び、現在わが子を育てながら楽院の子どもたちと関わる講師たちが、しつけ、教育、子育て、学校の悩みなど幅広い知識で、お母さんたちの子育てのお手伝いをしています。
楽院では、毎年秋に、新入学児のお母さん、お父さんを対象にして、「どのようにお子さんと関わっていくか」を学ぶための親子遠足を開催して子育て支援の一助としています。
修了式・卒業式
子どもたちは、楽院で勉強した成果として、独唱やピアノ独奏、作文などを発表します。在籍児代表者は卒業生の思い出やエールを送り、卒業生が応えたのち「幼児部基礎課程修了証」及び「名誉団員の証」を授与します。